インフルエンザの猛威に、新薬ゾフルーザは対抗出来るのか? 危険性は?

2019年2月1日

インフルエンザの猛威に、新薬は対抗出来るのか? 危険性は? 昨年発売された塩野義製薬の「ゾフルーザ」は、錠剤で経口で飲める点と一度飲むだけで熱が下がり、早くウィルスを撃退できる点で、注目を集めています。
今年もインフルエンザが猛威を振るっていて、子供たちでも学級閉鎖になったという話はよく聞きます。

国内で発売されているインフルエンザ治療薬は、それまでは吸入や点滴などがメインでしたが、中外製薬のタミフルの登場は、経口で効くことで、簡単に投与できる画期的な薬として一気に知れ渡りました。しかし、タミフルはすぐに効くものではありませんでした。

ゾフルーザは、たった1回で効くと言われています。これまでの薬との違い、本当にインフルエンザの猛威に対抗出来るのか、副作用など危険性は無いのか、子供に使って大丈夫かなどを細かくみていきましょう。

1.インフルエンザは自然に治るのに、薬は必要?
2.インフルエンザの新薬 ゾフルーザと他の薬との違い
3.薬に頼らず、早く治すために出来ることはある?

1.インフルエンザは自然に治るのに、薬は必要?

インフルエンザは、発症してから38度~40度の高熱、全身症状(咳・頭痛・だるい・関節や筋肉の痛み・食欲不振など)が出て、熱は数日続き、症状が治まり、回復までほぼ1週間かかります。また、インフルエンザウィルスは感染力が強いので、まわりに感染しない様になるべく接触を避ける必要があります。

学校に通っている子供については、学校保健安全法に基づいて、「インフルエンザ発症から5日間、プラス解熱後2日間の休学」が定められています。「もう熱も下がっているのに、外に出れなくて、家の中で子供が元気過ぎて困った」なんてことも実際多いと思いますが、他の人に移さない為に必要な期間です。

乳幼児や高齢者、持病の疾患を持っている場合は、肺炎や脳症などの合併症を起こす可能性もあるので、重症化を防ぐ意味でも、早目の受診や薬での治療をしましょう。
また、予防接種をしていると、症状が軽く済むケースが多いので、子供にもシーズン到来の前に予防接種をしておきたいですね。

もし、インフルエンザになってしまい、発症から48時間が過ぎてしまうと、薬の効果はあまり期待できないとも言われています。薬を服用していても、その後のケアをしっかりしてあげることで早く治る手助けになります。

安静にする(十分な睡眠)
水分補給(熱で体から水分を奪われ、脱水するのを防ぐ)
解熱に努める(首・わきの下・太ももの内側を冷やす)
湿度を保つ(ウィルスの繁殖を防ぐために加湿する)
栄養をとる(消化の良いお粥やうどんなど)

子供がなってしまったら、他の家族に移らないように家庭内感染を防ぐことも重要です。

感染者を出来るだけ隔離して、他の家族との不必要な接触を避ける
看護する側は、マスク着用し、こまめな消毒を心がける
手洗いは指の間までしっかり行うを徹底する

基本的には、若くて健康面に問題がなければ、インフルエンザにかかっても、1週間程度で自然に治ります。自然と言っても、十分なケアをすることは大切です。

インフルエンザの基礎知識の記事はコチラ→インフルエンザの予防と撃退法 インフルエンザの予防と撃退法

いくらほとんどは自然に治ると言っても、高熱が出ている状態は見ている側も辛いですし、少しでも高熱を早く下げたいと親だったら思いますよね。体力を回復させてあげるために、病院で受診して、インフルエンザの検査をして、薬を使うことも選択肢に入れておきましょう。

2.インフルエンザの新薬 ゾフルーザと他の薬との違い

昨年新発売された塩野義製薬のゾフルーザと他の薬との違いは何でしょう? 病院で、どの薬を使いたいかは、本人、もしくは親の希望で選択することも出来ます。
現在国内で使われている5つのインフルエンザ治療薬に比較しましょう。

<インフルエンザ治療薬の種類と選択基準>

薬名  タミフル
仕様方法  内服
回数    一日2回×5日間
対象年齢  生後2週目~15歳以上~
主な特徴  世界初の抗インフルエンザ薬。A型・B型に効果。小さい子供にも使える。
薬名  イナビル
仕様方法  吸入
回数    1回
対象年齢  10歳未満と10歳以上で投与量に差がある
主な特徴  吸入が上手に出来ない小さい子供には不向き A型・B型に効果。
薬名  リレンザ
仕様方法  吸入
回数    一日2回×5日間
対象年齢  5歳以上
主な特徴  A型・B型に効果。自宅で吸入が可。
薬名  ラビアクタ
仕様方法  点滴
回数    1回
対象年齢  重い疾患を持っていたり、肺炎やインフルエンザ脳症など重症の場合
主な特徴  A型・B型に効果。入院を要する重い症状に対して点滴投与。
薬名  ゾフルーザ
仕様方法  内服
回数    1回
対象年齢  5歳~15歳以上
主な特徴  A型・B型に効果。日本初の抗インフルエンザ薬。ウィルスが細胞の中で増殖できない様に抑える。早く回復する。

新薬ゾフルーザの一番の特徴は、1回服用するだけで、ウィルスを抑えることが出来るので、早く熱などが下がり、回復も早いということです。他の人に移す可能性も少なくなります。
ただ、錠剤なので、誤飲の危険性もあるので、5歳以上で、上手に薬を飲めるかが目安になります。

しかし、問題もあります。ゾフルーザはタミフルと比べても副作用は少ないと言われていますが、まだまだ新しい薬なので、更に臨床試験を重ねていくことも必要です。未知の副作用が出ないとは言い切れないことも留意しておくべきでしょう。
最近、ゾフルーザを使用した患者さんから耐性株(耐性ウィルス)が検出されたというのがニュースになりました。
耐性が出来てしまうということは、次に同じ病気になった時に、その薬が効きにくくなるということです。

ゾフルーザもインフルエンザの猛威に対抗する薬として大きな期待をされていますが、早く治るからという利点だけではなく、子供の状態に応じて、医療機関との密な相談で、どの薬を選ぶかを決めていかなければいけませんね。

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3.薬に頼らず、早く治すために出来ることはある?

インフルエンザの感染経路は、飛沫感染や接触感染と言われ、外に出ていると何処でも感染してしまう恐れは大きいです。
予防手段としては、マスクの着用・手洗いとうがい・十分な栄養をとる・体調管理をしっかりするなどは基本的なことになります。
インフルエンザの予防接種を流行する前に受けておくことも、子供を守ることになるでしょう。

でも、どんなに普段から注意して、予防していても、絶対かからない訳ではありません。予防接種をしていても、インフルエンザの型が違えばかかってしまいます。同じ型でも全くかからないのではなくて、かかっても軽く済む可能性が高いだけです。

残念ながら、インフルエンザになってしまったら、早く治すために、ゾフルーザなどの薬を使うことも勿論ですが、普段から免疫力を高めて、病気になっても負けない体作りを子供たちにしてあげましょう。
早く治る近道は、本来子供自身の持つ免疫力と言えるかもしれません。病気になって熱が出ること自体は自然なことで、体の中で免疫細胞が外から侵入してきた敵と戦っている証拠でもあります。
体の中で早く元気になれるように戦ってくれる免疫力を高めることも、子供をインフルエンザから守って、早く治るために大切です。
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